がんや手術等に伴うこころとからだのサポートのカウンセリング
がんや手術等に伴う心と身体のサポートのカウンセリング
がんの闘病中で孤独を感じている方やそのご家族、がんなどの病気を経験し、生きづらさを感じている方へ
私がカウンセリングルームを開室した理由のひとつに乳がんなどの病気の治療中の方や過去に病気を経験した方が安心して自分のことを話せる場所が生活する地域にもあったらいいなと思ったからです。
家族や友達だからこそ、気を遣ってしまい、自分には困っていることがないように振舞ったり、遠慮して話せなかったり、相手の反応が怖くて言い出せなかったり、治療中のつらい姿や涙は見せられないなんてことはありませんか。もしかしたら、頑張りすぎる傾向から一気に疲れが出たり、誰かに頼ったり甘えたりしてはいけないのではないか、悪いのはいつも自分に違いないなどと思っているかもしれません。自分のことを何も知らない相手だったからこそ、自分の話ができたという経験をされる方は多くいらっしゃると思うのです。誰かに自分のことをわかってもらえた体験はとても嬉しいものですし、孤独が少し和らぐこともあるでしょう。
また、病気をきっかけになかなか眠れない、常になんらかの不安がある、病気になったのは今までの自分の責任だから仕方がないとか仕事に夢中になって自分の身体のことを大事にしてこなかったと自分を責めてしまったり、なんで・どうして私が病気にならなくてはならなかったのかとぐるぐる考えてしまって疲れ切ってしまったり、過去にあんなことをしたからその罰で病気になってしまったに違いないとか、これからも仕事は続けていけるだろうか、家事や育児はどうしていったらいいのだろうか、これからどうやって生きていったらいいのか頭が真っ白になったりしていませんか。
婦人科系がんなどの病気で外科的処置、外科手術、麻酔の影響が本人には心当たりがなくても身体に記憶として残り、日常生活に影響が出る場合があります。その影響は手術から数ヶ月後、数年後、数十年後に現れることもあります。
なんだか体調が良くない、生理痛が重い、生理不順、婦人科系の病気を繰り返す、身体の冷え、眠れないなどの体調不良が続いていてつらい。または自分を責めていたり、ある出来事を後悔していたり、自分の身体を受け入れることが難しい、自分は幸せになれないんじゃないかなどの考え方を持ち続けてはいませんか。特に婦人科系の病気は喪失体験となり、女性として自分らしく幸せに生きていく自信を失う可能性もあります。無意識のうちにトラウマが次のトラウマを生むということもあるのです。
ご家族の方にとっては闘病中のご家族とどのように話していいのかわからなくなったり、気を遣いすぎて会話がぎくしゃくしたり、距離感がわからなくなってしまうことはありませんか。そのようなことでお困りの方も是非お越しください。ご自身がどのようにサポートしたいのか、カウンセリングを通して一緒に考えていきましょう。
私はクライアントの方おひとりおひとりに合った、こころとからだに働きかけるカウンセリングを提供できるよう日々研鑽を積んでいます。来てくださった方が自分に優しくなり、少しでも自分らしく幸せに生きていく力を取り戻せるよう、サポートさせていただきたいと思っています。自分の回復する力を信じて、ゆっくり進んでいきましょう。