さらに詳しい経歴・トレーニング歴

私が臨床心理の道に進んだきっかけは、カナダから帰国後、退職前に勤めていた会社にご縁があり再入社し、中途入社の方々の研修担当になったことからです。年齢もこれまでの経験も異なる方々と関わるうちに「人の性格の違いはどのような家族背景からくるのかな」とか「もっとよいコミュニケーションのためには何を学んだらよいのだろう」と考え始めました。そこで、まずは「こころについて知りたい」と思い、大学の通信教育部の科目等履修生として心理学を学び始めました。フルタイムで働きながら、残業もしつつ、レポート作成や週末には他県に泊まりがけでスクーリングに向かう生活はきつかったのですが、とても充実した学びの時間でした。学びながら次第に「私が本当にやりたいことは何だろう」、「私はこれからどんな人生を送っていきたいのかな」と考えるようにもなっていきました。

会社員として働きながら、１年間大学の通信教育部で心理学を学び、認定心理士の資格を取得後、もっと心理学を学びたい、心理職として働いていきたいと強く思うようになりました。通算10数年間、複数の会社で会社員、派遣社員など様々な職種を経験後、30代後半に大学院の臨床心理学研究科に入学しました。

大学院入学後は日本とアメリカで臨床（開業）をされている先生方から様々な心理療法を学び、自分もクライアントとしてセラピーを受け始めました。アメリカではセラピーを受けることが日本ほどハードルの高いものではありません。大学院の先生方からは「まずは自分を癒すことをきちんとやっていくこと」、「そのためにはよいセラピストやよい仲間と出会うことが大切」と何度も何度も繰り返し言われてきました。私が学んだ大学院はクライアントとして自分のセラピーを受けることが必須でした。クライアントさんが経験することを自分が体験することは大切なことです。自分と向き合う作業は発見が多くあり、時には楽しく、時には非常に辛く、自分のセラピーを受けることが大学院での学びを一層濃いものにしました。言語でのセラピーだけではなく、身体の感覚に意識を向けるセラピーにも出会えたことで自分の心（頭）と身体がつながり、さらに癒しが進むことを実感していきました。「自分自身でいるってこんなに楽なことだったんだな」、「毎日が楽に過ごせるって何て幸せなことなんだろう」と新しい自分と出会ったような、本来の自分を取り戻せたような、何とも言えない嬉しさが込み上げてきました。自分自身を知ることの喜び、悲しみ、辛さ、怒り、恥などなど、さまざまな感情に気づき、向き合ってきました。

主なトレーニング・ワークショップ

- 2017年 SE™️療法プラクティショナー（SEP）取得　三浦4期（2014年-2017年）修了
- SE™️療法個人セッションプロバイダー（初級・中級）
- SE™️療法プラクティショナー養成トレーニングアシスタント(初級・中級・上級)　三浦7期（2018年-2021年）、東京12期（2022年-）、幕張13期（2023年-）、沖縄14期（2023年-）、幕張15期（2024年-)

SEPのためのポリヴェーガル理論修了
SE™︎マスタークラス　Eye Of The Needle by デイブ・バーガー　開発：ピーター・ラヴィーン博士
レジリエンスを育む　Somatic Resilience and Regulation (SRR) by キャシー・ケイン博士、スティーブ・テレール博士
IFS(内的家族システム）トラウマ、神経科学　by フランク・アンダーソンM.D.
愛着とトラウマ　SE/SE タッチスキル　by スティーブ・テレール博士
ポリヴェーガル理論　by アンソニー・ツイッグ・フィーラー
医療トラウマへのアプローチ　 by ウリ・スコッチM.D.
ACTすこやか子育て講座（ACT Raising Safe Kids Program) 認定ファシリテーター
ファシリテーター養成研修（デートDV版）NPO法人レジリエンス主催
ローゼンメソッド・ボディワーク　by ヴァレリー・ルオト
センサリーアウェアネス　カナダコルテス島　by ジュディス・Ｏ・ウィーバー博士
ホログラフィートーク・ベーシック修了
ボディコネクトセラピーコアスキル修了
セクソロジー基礎概論修了　by ダリュッシュ・ピオトゥル・スコブロインスキー博士
タッピングタッチ基礎講座A修了
TFTアルゴリズムレベル修了
ブレインスポッティングフェイズ1 修了　　　その他多数