我孫子市(常磐線 天王台・成田線 東我孫子)の Haanas Counseling Room

 千葉県我孫子市天王台2丁目11−27
 JR常磐線 天王台駅/JR成田線 東我孫子駅
営業時間:10:00〜19:00  定休日:日曜・月曜・祝日
私たちは誰もが自分自身を癒す力を持っています。 あなたらしく、幸せに生きていく力を取り戻しましょう。 臨床心理士 / 公認心理師 沼尻とも子

メンタルヘルス領域のカウンセリング

メンタルヘルス領域のカウンセリング(思春期の悩み、働く人の悩み、家族の悩み)

スクールカウンセラーとしての経験、社会人経験、海外生活の経験を活かしてお話を伺います。

困っていることはどのようなことなのか、もう少し気持ちが楽に生活できるようになるにはどうしていきたいと思っていらっしゃるのかをお伺いします。ご自身が混乱していて何に困っているのかわからないこともあるかもしれません。

自分の気持ちや考えを相手にどのように伝えるのか、相手の立場になった時に、これまでの自分の言い方・話し方がどのような印象を与えてしまうのかなど、ロールプレイを通して役割を交代し、普段のご自身のコミュニケーションパターンに気がつき、より良い他者との関わり方を練習することもあります。ストレス対処方法を見つけていくこともあります。

ご自身のコミュニケーションのパターンは育った過程で形成されます。養育者がどのような言葉や態度でお互いにコミュニケーションをとってきたか、親子間、兄弟姉妹間のやり取りも影響を与えます。また、育った環境やコミュニティからの影響も受けるでしょう。

なんだか生きづらい、他者とうまく関わりが持てないと言う場合は、発達の過程におけるトラウマ、外科的手術、ケガ、病気、恐怖を伴う体験などのトラウマから回復していないことが影響している可能性もあります。そのような場合は身体に働きかけて、トラウマからの回復を目指すことをサポートさせていただきます。

働いている方、パートナーとの関係、家族の問題でお悩みの方、思春期のお子さんとどう関わったら良いかお悩みのお母さん、お父さん、思春期の様々な悩みに向き合っている思春期のみなさん、自分をもっと大切にできるように、人と関わることがもっと楽になれるようにサポートさせていただきます。是非、ご相談ください。

現在、心療内科・精神科に通院されている方、受診しようかどうか迷われている方にもお越しいただいております。

認知行動療法

ご自身の考え方のクセ(認知)に注目して、自分に優しくなれるような考え方や行動ができるよう練習していきます。クライアントさん1人で練習するのが難しいこともありますので、最初のうちはカウンセラーと一緒に取り組みます。カウンセリングの主体はあくまでもクライアントさんですので、最終的にはクライアントさんご自身で自分の考え方を見つめたり、行動を変化させていけることを目指します。

少し離れたところから自分のことを見ることができるようになり、考え方が修正できるようになると、今までとは違った行動ができるようになり、気持ちの切り替えがうまくできるようになり、ストレスに対処する力がつきます。

例えば、「~すべきだ」、「~するのが当然だ」、「~しなければならない」などの考え方が強い方は家事や仕事を一生懸命頑張っている方、自分にも相手にも完璧を求める方かもしれません。この考え方は悪いことでありませんし、上手くいっている場合は良いのですが、うまくいかなかった場合、落ち込みが激しかったり、自分や相手を責めたり、イライラする事が多かったり、体調にも影響が出てきたりと日常生活に支障が出ることがあるかもしれません。

もし、「~すべきだ」を「~してくれたら嬉しいな」と考えたり、失敗した場合は自分に対しても相手に対しても「失敗することは誰にでもあるよ」、「できなくても仕方がないさ」とか「ま、いっか」と考える事が出来れば、落ち込む気持ちが和らいだり、イライラすることが減ったり、自分に対しても優しくなり、人づきあいも楽にできるようになっていけるでしょう。

自分への思いやり、自分が自分の一番の味方になれるような考え方ができるようになるには練習しかありませんし、時間がかかるかもしれません。ですが、何とかしたい、変わりたいと思っているあなたの強い気持ちはそれを可能にするでしょう。

考え方(認知、思考、こころ)、気持ち(感情)、行動、身体症状(身体反応)はそれぞれ関連し合っています。

精神力動的心理療法

同じような場面でいつも同じことをしてしまい、つらかったり、苦しかったり、不安になったり、腹が立ったり、後悔したりすることはありませんか。わかっていながらも無理をし過ぎてしまったり、同じようなタイプの人に振り回されたり、苦手だとわかっていながらも近づいて、嫌な思いをして落ち込んでしまったり。そういった結果、お腹が痛くなったり、吐き気をもよおしたり、動悸がしたり、頭痛が長引いてしまったりなどの症状がからだに出ることがあるかもしれません。

精神力動的心理療法は対話を通じて、自分自身が何を感じているのか、どのような気持ちだったのか、どんなことを考えてそのような行動をとるのかをカウンセラーと一緒にみていきます。自分の家族のこと、生い立ち、育った環境などを振り返ることもあり、時にはつらくなってしまうことがあるかもしれませんが、自分を知ること、理解することで、本当はどうしたかったのか、これからはどうしていきたいのかに気が付くことも多くあります。

クライアントさん自身が自分の不安、悲しみ、苦しさや心配事を持ちながらも、自分らしく日常生活や人生を楽しめるようになることを目指します。

家族療法

家族療法とは家族全体をシステムとしてみます。家族それぞれのメンバーができることをしていき、家族で問題を対処できる力が発揮できるようになることを目指します。

例えば、家族の中で何か問題が起きた時に、家族で困っていること・不安なことをメンバーの誰かが背負って、問題行動や症状として現れることがあります。家族療法の視点ではその誰かを悪者にするのではなく、メンバーがそれぞれできることを探し、1人1人の役割をしていく力を発揮し、家族全体がシステムとして機能し問題を解決できるよう支援していきます。